- しんしょう
- I
しんしょう【信証】しるし。 あかし。 証拠。IIしんしょう【心性】(1)〔仏〕 不変な心の姿。 本来の清浄な心。
「いはゆる~の常住なる理(コトワリ)を知るなり/正法眼蔵」
(2)「しんせい(心性)」に同じ。IIIしんしょう【心証】(1)言葉や行動から受ける印象。「上役の~を害する」
(2)〔法〕 訴訟事件の審理において, 裁判官が得た事実の存否に関する認識や確信。IVしんしょう【心象】〔心〕 見たり聞いたりしたことが基になり, 意識の中に現れてくる像や姿。 イメージ。 心像。V「~風景」
しんしょう【心障】精神障害のこと。VI「~を除く」
しんしょう【志ん生】⇒ 古今亭志ん生VIIしんしょう【神将】仏教の行者を守護する夜叉(ヤシヤ)大将。 じんしょう。→ 十二神将VIIIしんしょう【神漿】(1)神に供える飲み物。(2)神からさずかった霊験ある飲み物。IXしんしょう【神証】⇒ 神明裁判Xしんしょう【紳商】教養や品位のある大商人。XIしんしょう【臣妾】〔家来とめかけの意〕人に服従する者。XII「~となり犬馬と化し/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
しんしょう【身上】(1)財産。 身代(シンダイ)。 しんしょ。「一代で~を築き上げた」「~をつぶす」
(2)暮らし向き。 家計。 また, 所帯の切り回し 。「~の苦労」
(3)本来のねうち。 本領。 しんじょう。(4)身分。 地位。「本蔵と由良助様, ~が釣合はぬ/浄瑠璃・忠臣蔵」
(5)一身にふりかかる災い。 一大事。「羽織へ染でもつけて見ろ~だあ/滑稽本・七偏人」
(6)一身にかかわること。 みのうえ。 しんじょう。→ しんじょう~をはた・く全財産を使い尽くす。 身上をふるう。 身上を傾ける。XIIIしんしょう【身障】「身体障害」の略。XIVしんしょう【辛勝】勝負などで, 相手にやっと勝つこと。⇔ 楽勝「一点差で~する」XVしんしょう【震悚】「震慴(シンシヨウ)」に同じ。XVIしんしょう【震慴・震懾】ふるえ恐れること。 ふるえおののくこと。 震悚(シンシヨウ)。 震恐。「武人の心を~せしむるものありき/日本開化小史(卯吉)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.